良い羊毛ふとんを間違うことなく購入するためには、羊毛ふとんのことをよく知っておきたいものです。正しい知識を身につけて、良い商品の見分け方をマスタ−してください。
人にやさしいおふとんが、いつも家族の健康を育てます
私たちは睡眠中、浅い眠りと、深い眠りを繰り返しています。はじめに深い眠りに入って、明け方近くにだんだん浅い眠りになると、ぐっすり眠ったという満足感があって、寝起きもさわやか。逆に、明け方ようやく深い眠りに入って目覚ましで起こされるようだと不快で疲れもよくとれません。 睡眠は、「脳の休養」です。脳が休まることでカラダもリフレッシュして健康が保てるのです。そのため、光や音を遮断した静かな寝室の環境をつくること。そしてなにより、ぐっすり眠れるふとんを選ぶことが大切です。
汗をかいても快適、さわやかで温かな羊毛ふとん
ぐっすり眠れる大切なポイントは、おふとんの中の温度・湿度の環境です。 私たちが眠ってい間にかく汗は、一晩に牛乳ビン約1本分。おふとんの吸湿性が悪いと湿度が高くなって寝苦しくなります。 羊毛は呼吸する繊維。睡眠中の汗を外へ放出するので、ムレたりせず、いつも快適な状態に保ちます。 また、睡眠中は新陳代謝が低下し、体温が下がるため保温性も大切。繊維の中に空気をたくさんふくんだ羊毛は、外の冷気を遮断し、ふとんの中を一定の温度に保ちます。羊毛ふとんは寝床の中のやさしい環境を創ります
大切に使えばずっと快適、愛着の深まる寝具です
冬暖かく、夏涼しく。優れた吸湿性と保温性。そんなやさしい羊毛ふとんの性質をいつまでも活かすための気くばりポイントです。 1、おふとんを汚さないようカバーやシーツはこまめに洗濯してください。 2、週に1回程度は、日に干して乾燥・消毒するか、乾燥機をご使用ください。 3、ふとん叩きで強くたたかないでください。ブラシでホコリを払う程度に。 4、週に1回程度、掃除機(ふとん専用の吸口)でホコリやアレルギーの原因になるものを取り除いてください。 5、長期間使わない場合は、湿気の少ない風通しのよい場所に防虫剤を入れて保管(汚れがある場合にはクリーニング後に)してください。 6、保管の際、上に重いものを載せないように、また臭いのするものを入れないでください。
天然素材だから地球にもやさしい羊毛ふとんです
もう使われなくなった羊毛を再利用して、ふたたび自然に帰すのがエコサイクルシステム。様々な農業・産業資材としてのリサイクルが推進されています。 羊毛の中でも特に、染料を使わない羊毛ふとんは、クリーンで安全な土壌改良材として植物関連への利用が期待されています。また、吸湿性・保温性に優れ、豊かな養分を含む「羊毛床」を活用することで普通の土壌より草花の生育を早めることがわかっています。 草を食べて育った羊毛から、ふたたび草を創る羊毛ふとんは、環境との新しい調和をめざしています。
良質のウールマークを選ぶと毎日が特別な気分です
毎日の快適な眠りの環境を創る羊毛ふとん。それだけに、品質の確かなものを選ぶことが大切です。 一般に格安品には、短い粗悪な羊毛が使われることが多く、純粋の羊毛以外のものが混じっていることもあります。また側地の材質や縫製の仕方にも違いが見られます。 使うたびに、この差は次第に大きなものとなってくるのです。毎日のことだから信頼のお店で。 そして「ウールマーク」と「GFマーク」の目印のある良質の羊毛ふとんをお求めになられるのが賢い選択です。
安全だから、安らげます。羊毛ふとんの思いやり
夜静かに眠りに就く。一番幸せを感じるとともに無防備になる時間です。事実、「ふとんへの着火」は火事の火元として常に上位をしめています。 燃えにくい安全な寝具選びも快適な睡眠のための大切なポイントです。繊維の中でとりわけ燃えにくく、また燃え広がりにくいことも羊毛の不思議な性質のひとつ。しかも有毒ガスを発生しません。 この難燃性を活かして、高度な安全性が求められる旅客機内のシートやカーペットなど、すべて羊毛が使われています